塗料を選ぶならコレ!大手ハウスメーカーも使用するシリコン塗料

シリコン塗料は、シリコン樹脂から作られる塗料です。ほかの塗料に比べて価格と耐久性のバランスに優れ、外壁塗装の中でも人気の高い塗料です。
多くの人に選ばれるシリコン塗料の特徴と魅力について見ていきましょう。

シリコン塗料の主な特徴

シリコン樹脂について

たくさんの塗装インク

シリコン樹脂は、ガラスや石英などの無機物と同じ、シロキサン結合と呼ばれる非常に強固な分子結合で構成されています。
耐熱性や耐候性に優れていることから、建築用保護材やシーリング材など、さまざまな場所で用いられています。特に最近では、住宅塗装の塗り替え用塗料として需要が大きく伸びています。

耐用年数

10~13年

シリコン塗料の耐用年数はおよそ10年から13年です。同じく外壁の塗料に使われるアクリル塗料やウレタン塗料に比べ、約1.5倍長持ちします。さらに高額なフッ素塗装に比べて価格も安いので、価格と品質のバランスに優れた塗料です。

性能

高撥水性

高撥水性(こうはっすいせい)とは、簡単にいえば水を弾く性能が高いということです。
撥水性の高いシリコン塗料を外壁に使用すれば、外壁に水が染み込むことを防げます。

防汚性

防汚性とは、外壁に汚れが付きにくい性能のことをいいます。
防汚性の高い塗料は、塗装の後も長期間状態を綺麗に保つことができます。

耐候性

耐候性とは、太陽光に含まれる紫外線や赤外線、雨などの天候による影響に耐えられる性能です。
シリコン塗料は、促進耐候性試験と呼ばれる耐候性を調べる試験において、約2,000時間劣化が現れませんでした。これはつまり、長い間劣化することなく状態が維持される可能性が高いということになります。

こんな人におすすめ

・耐久性と価格でバランスの良いものを選びたい
・外壁を光沢(つや)のあるオシャレな仕上がりにしたい
・外壁のメンテナンス回数を減らしたい

上記3つのメリットのうち1つでも興味のある要素があったなら、外壁塗装はシリコン塗料がオススメできます。耐久性が低い塗料は劣化が現れやすく、何度も塗り直すことになるので、後々の経済的負担が大きくなります。だからといって、耐久性が最も高いフッ素塗料を選ぶと、価格も高額であるため、予算オーバーとなる場合もあるでしょう。
耐久性があり、コストもフッ素塗料より安いシリコン塗料は、トータルバランス的に考えて家計にやさしい塗料といえるのです。

シリコン塗料を使う場合の塗装工事費用相場

塗料の値段

価格例

外壁塗装の施工にかかる費用は、以下の公式で目安を計算することができます。

  • 塗装工事費用 = 【建築面積延べ床面積㎡】 × 【塗装単価円/㎡】
  • 【30坪の住宅・外壁150㎡でシリコン塗料を選んだ場合】

  • 外壁(シリコン)270,000~405,000円
  • 屋根(シリコン)176,000~224,000円+足場162,000円
  • その他162,000円
  • 合計費用  859,000円
  • ※参考価格であり、実際の見積もり価格と異なる場合があります。
    出典:外壁塗装の塗料の種類と1㎡当たりの単価について(外壁塗装セレクトナビ)

    耐久性は含有率で決まる!シリコン塗料の種類を見極めよう

    作業をする人

    今までの記述から、シリコン塗料で外壁塗装を依頼しよう、と決心した人もいるかもしれません。しかし、この時点で性急に決めてしまうのは問題です。シリコン塗料の中にはさらに種類があり、シリコンの含有量によって水性・油性・溶剤などに分類されます。
    性能や価格は種類によって変わります。それぞれの特徴を知れば、失敗のリスクも回避できるでしょう。

    水性1液型

    水性1液型の塗料は、大手の塗料メーカーでよく扱われている塗料です。性能は、ホームセンターなどで売られている水性塗料とほぼ同等といえます。
    最大のメリットはシリコン塗料の中で最も安価であるということ。環境への負担も少ない点も特長です。

    溶剤(油性)1液型

    溶剤(油性)1液型塗料は、塗装店の中で最も使われている種類です。
    耐久性、密着性は水性1液型塗料よりも高く、費用は溶剤2液型よりも安いのが特長です。硬化剤を使用せず簡単に塗ることができるので、外壁塗装では主流の塗料となっています。

    溶剤2液型

    溶剤2液型は、3つの種類の中で最も耐久性が高い塗料です。硬化剤を混ぜあわせて使うので扱いづらく、価格も高額なものとなりますが、耐久力や外壁への密着性はダントツの塗料です。
    塗装を行なう業者の中でも、この塗料は一級品のものとして扱われています。